2006年度 小幡緑地自然観察会・水辺の学習会・協働事業など 名古屋市水辺研究会
◇小幡緑地自然観察会 開催時間は午前10時~12時
◇1月28日(土) テーマ『小幡緑地が水源の白沢川ハイキング』
白沢川源頭(水源)の見返ケ池から河口の庄内川まで約4キロを歴史、野鳥、樹木、生きもの、景観など、見るもの聞くもの知るもの満載のコースです。
◇2月25日(土) テーマ『ヤブツバキの森』
◇3月25日(土) テーマ『春咲く春の七草とウグイスのさえずり』
◇4月10日(日) テーマ『マナシ観察会in小幡緑地』
名古屋市水辺研究会・名古屋ガイドウェイバス(株)共催事業 ゆとりーとライン2005春の自然観察!!場所 ガイドウェイバス小幡緑地駅 講師 名古屋市水辺研究会 費用 無料参加
問い合わせ先 名古屋市水辺研究会事務局 電話 795-8932 村松憲吉
名古屋ガイドウェイバス(株)電話 758-5620 大脇さんマメ マメナシとは、桜の花が散る頃に咲き始めるバラ科の落葉樹です。わが国では、小幡緑地を中心に守山区、尾張旭市など尾張地方の溜池や湿地に群生し、他県ではほとんど自生していないため、環境省のレッドデータブックでは、ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高い絶滅危惧種ⅠA類に指定されています。氷河期の生き残りの植物ともいわれています。ガイドウェイバス小幡緑地駅から眺める樹齢 200年のマメナシは、山桜や菜の花や芽吹きのコナラなどに囲まれ、いまやシンボルツリーともなっています。また、3年前に志段味地区の土地開発によって伐採される運命にあった単木を当会や市民と行政との協働事業で救出移植したマメナシの老木にも、ようやく花が咲くようになりました。春、小幡緑地にはさまざまな植物が開花し、野鳥や昆虫なども見られます。あたたかな日差しを浴びて、のどかな春のひとときを楽しんでください。
◇4月23日(日) テーマ 『春のトンボとツツジの花』
今年一番早く羽化するトンボは、シオヤトンボ・ハラビロトンボ・クロスジギンヤンマなどです。小幡緑地には緑ケ池、竜巻池、大池など大小5つの溜め池があります。また、緑地の北側の里山のトンボ池では市内では珍しくなったトンボも棲息しています。雑木林の日当たりがよい所では、コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、モチツツジなどツツジが満開です。陽春のさわやかな風をうけながら、みずみずしい自然にふれあい親しみましょう。
◇5月27日(土) テーマ 『ミズキの花・キビタキのさえずり・水辺の生きもの』
名古屋市内では珍しい樹木のミズキやクロミノニシゴリとトンボ池周辺のカキツバタをはじめ、ズミ、エゴノキ、ノイバラ、ヒメコウゾなど初夏に咲く花や、それらをおとずれる昆虫、池や小川や湿地で羽化する、シオヤトンボ・ハラビロトンボ・クロスジギンヤンマ・オオヤマトンボ・フタスジサナエなどを観察します。カエル・ザリガニ・ミズカマキリ・スジエビ・ヨシノボリなど水辺の生きものも豊富です。林の中からは夏鳥としてやってきたキビタキのさえずりが聞こえてきます。初夏のさわやかな風をうけながら、みずみずしい自然を満喫し、自然とのふれあいを深めましょう。
◇6月25日(土) テーマ『梅雨に咲く花と水辺の生きもの』
◇7月30日(日) テーマ『トンボと遊ぼうin小幡緑地』
◇8月30日(日) テーマ『夏休みの宿題解決・晩夏の植物とツクツクボウシの声』
◇9月30日(土) テーマ『水辺に咲く秋の七草とアカトンボ』
小幡の里山の田んぼやトンボ池にはアカトンボの仲間が11種類やってきます。山に避暑に出かけていたアキアカネ、全身を赤く染めるナツアカネ、稲穂に止まるミヤマアカネ、林の枝先にいるマユタテアカネ、羽の先が黒いリスアカネ、休耕田から羽化したヒメアカネ、明るい池にいるマイコアカネやコノシメトンボ、トンボ池の杭にとまるノシメトンボ、木立ちに囲まれた池にいるネキトンボや珍しいキトンボなど、どのトンボも産卵する場所、羽化後生育する場所、体の色や大きさが違います。どんなトンボが棲息しているかで街・公園緑地・池・湿地・川・里山の環境を知ることができます。秋が深まるとともに、どんどん赤く色付いていくアカトンボの仲間をじっくり観察してみましょう。 また、トンボ池や緑ケ池、竜巻池には、コナギ、アゼナ、キクモ、ミゾソバ、イボクサなど秋の水草が咲き競っています。昔から親しまれた七草のハギ、クズ、ススキは生育していますが、キキョウ、オミナエシ、フジバカマなどは名古屋市内では人知れず、姿を消していきました。田んぼがいっぱいあった昔は、トンボも群れなして飛んでいました。運動会のグランドの上には無数のトンボがいて、玉入れの竹の先にもアカトンボが止まっていました。あたりまえのように身近にあった自然が、いつのまにか姿を消していきました。わたしたち人は、自然の恵みによって生かされて在ることを、ふと気付かせてくれるひとときでもあります。
◇10月28日(土) テーマ『赤い実・青い実・黄色の実 森の木の実とアカトンボ』
◇11月5日(日) テーマ『ドングリと遊ぼうin小幡緑地』
日 時 11月5日(日)午前9時30分~12時 /定 員 先着親子30組
場 所 (株)名古屋ガイドウェイ・バス小幡緑地駅集合/費 用 無料
内 容 小幡緑地を散策しながらドングリや木の実、紅葉の葉っぱを集めた後ネイチャー クラフト=工作を作ります。森に暮らすリス、タヌキ、ネズミ、野鳥や水辺のト ンボなどいろいろな生物も作ります。
申込先 名古屋ガイドウェイバス 名古屋市守山区竜泉寺2-301 電話052-758-5620
〓052-758-5621 申込期限は10月31日
講 師 名古屋市水辺研究会
◇11月25日(土) テーマ『紅葉と赤青黄色の木の実・森の冬支度』
小幡緑地のは森には赤いミヤマガマズミ、コバノガマズミ、カマツカ、橙色のサルトリイバラ、ノイバラ、青いシャシャンボ、アオツヅラフジ、黒いヒサカキ、ゴンズイ、スイカズラ、カクレミノ、紫色のムラサキシキブ、ヤブムラサキ、黄色のセンダン、ドングリのコナラ、アベマキ、アラカシ、ツブラジイなどの木の実がたくさんあります。紅葉はタカノツメ、アオハダ、ウリカエデの黄、イロハカエデ、ヤマザクラの赤、ヤマハゼの橙、ヤマコウバシ、マメナシの茶など様々です。アキアカネとアオイトトンボは今年みられる最後のトンボです。水辺にはミゾソバやキクの仲間が咲き残っています。雑木林の日だまりには甘い香りのコウヤボウキが咲いています。ジョロウグモやコガネグモが網を張っています。柿の実にはヒヨドリ、ムクドリ、メジロなどの野鳥が啄みにきます。ジョウビタキやコガモなど冬鳥もやってきました。冬支度に入る森をゆっくり観察してみましょう。
◇水辺の学習会
◇2月13日(月) テーマ『外来生物法と愛知県における外来生物の実態』
講師…愛知県自然環境課課長補佐 西野友彦さん コーディネーター 國村恵子
「外来生物法」って何!?まだ、知らない皆さんにもわかりやすくお話しします。ブラックバスやブルーギルが、この20年間にゲーム感覚で釣りを楽しむ悪質な一部の人によって当初は溜池に移入放流され、それが全国の湖沼や河川へと拡大していきました。外来魚は繁殖力が旺盛で、もともとその水域で生息していたウシモツゴやモロコ類などの在来魚を駆逐してしまうという水辺生態系の攪乱が蔓延しました。琵琶湖をはじめ全国各地でこの危機的状況が叫ばれ、平成17年6月に、ようやく環境省と農林水産省は『入れない、捨てない、拡げない』の被害予防3原則を掲げて『外来生物法』を制定しました。平成18
年1月には長良川水系の岐阜県伊自良湖でコクチバス数千匹が確認され、放置すれば長良川のアユに悪影響を与えかねない状況にあります。環境省では平成17年度から全国で外来生物の実態把握や、有効な駆除方法の検討と実証を目的として展開するデル事業に取り組み始めています。その一例として愛知県内では唯一犬山市の溜池でブラック・バスやブルーギルの駆除を目的とする事業があります。その経過についてもふれて頂きます。この
他、特に水辺生態系の攪乱をまねいている外来生物(植物・哺乳類・爬虫類・両生類など)についても学びます。また、村松憲吉さんがブラックバスやブルーギルの生態についてお話し、ビデオ映像でもごらん頂く予定です。ぜひ、この機会に外来生物について理解を深めてみて下さい。
◇2月28日(火)テーマ『多自然型河川工法を検証する 県河川水辺の自然再生とは』 講師…愛知県河川課技師 木和田良さん
愛知県河川行政では河川改修に伴い、水辺の自然を保全・復元し、淡水の動植物全般を生態系としてとらえ、生物多様性を確保するために実施した事例が多々有る。それらが、何を目的に施工され、成果を上げているのか、河川行政において環境保全の立場と視点から仕事をしてきた木和田さんを講師に迎えます。川で活動する中間たちからは、絶滅の危機にある動植物の保護に本当につながっているのか、その後のモニタリング結果は?などお聞きしたい事が多々有ると考えます。我々の方が実態を知らない事もあるようです。多自然型河川工法の教訓と成果と課題を学びます。香流川、天白川、新川、矢作川、他…。治水整備で施工された河川で、どのような工夫があるのか、費用対効果は、工事中の濁水対策は、アユやサツキマスなど回遊魚の魚道は、など日頃の疑問を、気楽に学び合い語り合う場となれば幸いです。
◇3月24日(金) テーマ『悠久のときを流れて 愛知県河川の歴史を語る』
講師…愛知県河川課主幹 安井雅彦さん
愛知県の河川史を学ぶには、まず木曾川の昔の姿を知ることから始まる。悠久の時を超えて現在の姿となった河川。われわれは、半世紀前までの自然豊かな川や漁法、水源の森の自然と流域、現在の水辺生態系、次世代を育てる水辺の環境教育などについては分かっているようだが、それぞれの川が歩んだ歴史については、まだまだ勉強不足だ。安井さんは、現職で歴史を語らせたら、この人の右に出る方はいないほど詳しい。昔を知ることで、その川のその場所の「治水」の必然性も理解できる。われわれ尾張人の愚かしさを顧みつつ『知水』への第一歩としたい。
◇日時 4月25日(火) テーマ『絶滅の危機にある水辺と森の植物』
講師 水辺研究家 國村恵子
溜め池のマメナシ、湿地のシデコブシ、河川敷のカワラナデシコ、河畔のカワラハンノキ、小川のカワヂシャ、農業用水のオグラノフサモ、水田のイチョウウキゴケ、沢沿いのネコノメソウ各種、岩場のイワナシ、湧水のハナノキなど、河口から水源へと遡上しつつ観察した植物をスライド上映し、絶滅の危機にある要因と保全策を語る。
河川敷のカワラナデシコ、カワラハハコ、カワラサイコ、フシグロ、コオニユリ、
河畔や渓畔のカワラハンノキ、ナメラダイモンジソウ、ヤシャゼンマイ、カラコギカエデ、河川水際のカワヂシャ、農業用水のオグラノフサモ、ナガエミクリ、
里山水田のアブノメ、イチョウウキゴケ、デンジソウ、クロホシクサ、アギナシ
田の畔のケブカツルカコソウ、イヌセンブリ、コカモメヅル、
溜め池のマメナシ、ミズユキノシタ、ヒツジグサ、マルバオモダカ、ミズトラノオ、
湿地のシデコブシ、サクラバハンノキ、シラタマホシクサ、サギソウ、ミズタガラシ、シラヒゲソウ、ヒナノカンザシ、ミカワバイケイソウ、ウメバチソウ、ミズギク、
沢沿いのケンポナシ、ツルネコノメソウ、アギスミレ、タニギキョウ、スミレサイシン、湧水源頭のハナノキ、ヒトツバタゴ、アケボノソウ、ハリミズゴケ、
林縁のオオバウマノスズクサ、ツチアケビ、イカリソウ、カザグルマ、キンラン
林床のイワタカンアオイ、キイムヨウラン、サクライソウ、シュスラン、カタクリ、
里山のモンゴリナラ、スハマソウ、シマジタムラソウ、オミナエシ、キキョウ
岩上のムカデラン、イワシャジン、イワタバコ、ヒメレンゲ、
奥山山中のヤマシャクヤク、ルイヨウショウマ、ホソバシャクナゲ、エビネ、コウヤマキなど、河口から水源へと遡上しつつ観察した植物をスライド上映し、絶滅の危機にある要因や保全策を語る。
◇日時5月15日 テーマ『新緑の森の妖精』 講師 水辺研究家 國村恵子
◇日時 5月30日(火) テーマ 『雑魚物語』
講師 名古屋市水辺研究会事務局長 村松憲吉
『雑魚物語、目から鱗、魚の言い分』と題して、子供の頃から今日まで、名古屋、三河、岐阜、三重、北陸の川に親しみ、魚影を追い続けた村松氏が魚類とは何かをはじめ、魚の生態と環境問題を語ります。内容は、全魚類の3分の1が淡水魚、淡水魚と海水魚、日本産淡水魚のルーツ、どこの川にもいて誰でもよく知っている雑魚たち、経済的に重要な魚、希少魚のホトケドジョウ、アカザ、ウシモツゴ、ネコギギ…etc,雑魚もみな大事なのだ、注目の移入魚、これからの種苗放流の問題点、バスを完全に排除しても日本の水辺は帰ってこない、その他、近郊河川の魚たちの話題、河口のハゼ、中流のコイ科の魚、上流のアマゴ、イワナ、ヤマメ、鮎釣りの話題、魚の言い分をおおいに語ります。お楽しみに…。
◇日時 6月24日(土)テーマ『ゲンジボタルの七不思議』 講師 水辺研究家 國村恵子 町民会館会議室で蛇ケ洞川の水辺生態系とゲンジボタルの生態を主に、ヘイケボタル、ヒメボタル、クロマドボタル、オバボタルなど蛇ケ洞川近辺で棲息するホタルについても講演後、会館から徒歩で日向川や蛇ケ洞川でゲンジボタルを観察します。オスとメスの違いや、なぜ飛び交うのか、冷光のルシフェノールって何?ゲンジとヘイケの見分け方、クロマドボタル幼虫の光る場所は、ホタルが棲む自然環境や川はどうしたら保全できるか等、楽しく観察しながら里山を歩きます。川ではカジカガエルが鈴の音のように鳴き、田んぼではトノサマガエル、ツチガエル、コオイムシなどが鳴いています。声を聞き分けることができるかな?フクロウ、アオバズク、ヨタカなど夜行性の野鳥の声が聞けるかも?また、蛇ケ洞川では国の特別天然記念物で夜行性のオオサンショウウオがひょっこり顔を出すかもしれません!*公共交通機関はJR中央線多治見下車駅前からバスで下半田川行乗車。17:50,18:10 発があり15分で到着。運賃310 円。
◇日時 6月24日(土)テーマ『オオサンショウウオとホタルの里山』講師 國村恵子
◇日時 7月23日(土)午前10-12 時 テーマ『大人の川遊びトレーニング入門』
場所 瀬戸市下半田川町民会館集合 講 師 國村恵子
夏は身近な川で水辺教室の指導をする方、親子で川遊びする方におすすめの内容です。きれいな水に住む淡水魚や水生生物の採集方法や見分け方を蛇ケ洞川で体験的に学ぶ講座です。正しい知識を身に付け、安全で楽しい川遊びで身近な川に親しみましょう。蛇ケ洞川には清流にしか棲息しないアカザ、シマドジョウ、カワムツ、サワガニ、プラナリア、カワゲラ、トビケラ、カゲロウ、ヤゴ、ヘビトンボなどの生物がいます。
◇日時 8月10日(木)テーマ『川の水質の調べ方』
講師 愛知県環境調査センター・石田晴子
夏は川や海で水遊びをしたり、親子で水辺教室等に参加する機会が多くあります。また、近年、小学校などの総合的学習の時間に、校区の川で水質や生物などを学ぶ機会も増えてきました。名古屋市水辺研究会では、庄内川、矢田川、香流川、堀川、山崎川をはじめ、木曽川、矢作川、乙川、音羽川、豊川など、県内の主要河川で生物や河川形状などの調査を続けてきました。また、総合的学習や各種の水辺教室の講師としても広く活動しています。高度経済成長期の都市河川は汚濁が進み、都市化で農地や山林が激減したため随所で河川改修も施工され、川の自然環境は荒れるがままでした。その後、水質汚濁防止法など法制度も整い、少しずつ水環境は改善していきました。それでも、名古屋港や伊勢湾などの閉鎖性水域の水質は悪化する一方で、油ケ淵や溜池の水質も改善されず、都市河川のヘドロ対策も十分とはいえない現状です。総合的学習を川で実施する時も、「香流川や矢田川は汚れているので川には入らないで実施してほしい」と言われ、わたちしたち講師だけが川に入って生物採集し、児童に生物を見せるという学習方法をとることもあります。児童は川に入りたくてうずうずしているのですが…香流川も矢田川もCODは10から20で確かに汚れています。川の水質調査で、CODやBODというコトバを聞いたことがありますか?例えば、BODが5以下でないと魚は産卵して稚魚を育てられない…、CODが10以上であれば下水排水等の汚水が流れ込んでいて、川の生物は住みづらいということなど、水質調査で知っておきたい基本的なことがいくつかあります。また、採集した水生生物で水質がきれいか汚いかを判定する全国共通の指標生物も定められています。この学習会は、学校教師、行政担当者、NPO指導者、流域住民の方など、夏休みに川などの水辺で水質についてふれる機会がある方に、ぜひ参加していただきたい内容です。
◇日時 9月9日(土)午後4時~8時 テーマ『オオサンショウウオの生態と観察』
講師 名古屋市水辺研究会代表 國村恵子 会場 下半田川町町民会館
◇日時 10月24日(火)午後6時~8時30分 テーマ『川のなんでもQ&A』
講師 愛知県河川事務所 近藤 朗
川を愛し、川のことなら行政マンとして何でも知っている近藤朗氏と、水辺環境の保全と改善に取り組んでいる川ガキ代表の國村恵子が、会場のみなさんから『川に関する質問を受けながら』進行します。気軽に何でも質問して下さい。そして、あなたの身近な川をもっと好きになって下さい。
◇日時 11月28日(火) テーマ『木曽川物語』 講師 収水研会員 武藤 仁氏
私たちの暮らしに欠かせない木曽川の水。その水をめぐる歴史(利水史)をさまざまなエピソードを交えながらお話しします。名古屋の水はなぜうまいか、木曽川の水利用、長良川河口堰、徳山ダム、木曽導水事業、堀川環境用水などとの関連についてもお話しします。ほかでは、聞けない話題がいっぱいです。ぜひ、この機会におでかけください。
◇小学校総合学習、水辺教室、全国大会、河川調査などは件数が多いため省略し、当会主催の会員・会友対象のリバースクールは別途『川に学ぶ』2006年版12月30日発行に収録した。
◇地域・NPO ・行政・企業などとの協働事業
◇愛知・川の会エクスカーション・海上の森
日時 1月15日(日)午後1時~5時 企画・講師 名古屋市水辺研究会
協力 村松憲吉・池竹克年・國村恵子 主催 愛知・川の会
◇4月10日(日) テーマ『マナシ観察会in小幡緑地』
協働 名古屋ガイドウェイバス(株) 講師 勝尾 晶、池竹克年、村松憲吉、國村恵子
◇名古屋市名東区の日記念イベント『香流川水辺教室』
日時 5月14日(日)午前9時~午後4時 企画・講師 名古屋市水辺研究会
講師 國村恵子・村松憲吉・池竹克年 協力 岡本、及川、長縄、伊藤、浅井、藤井 午前、午後の2回に分けて親子各40名を対象に香流川において水生生物の採集と観察を行い、水質や水辺の環境について考える事業を実施した。
事業内容は、別途報告書としてまとめて名東区役所および香流川水辺協議会に提出した。また当会発行の『香流川』にも収録した。
◇全国一斉水質調査
日時 6月4日(日)午前8時30分~午後5時
協力 池竹弘旭、池竹克年、村松憲吉、國村恵子
庄内川、八田川、新川、合瀬川、大山川などで水質を調査し、報告書を提出した。全国の集計結果は12月に報告書としてまとめられる。
◇蛇ケ洞川エクスカーション
日時 6月24日(土)午後1時~5時 企画・講師 名古屋市水辺研究会代表 國村恵子協力 名古屋市水辺研究会・瀬戸サンショウウオを愛する会 愛知・川の会事業
内容 瀬戸市蛇ケ洞川の河川環境を水辺生態系、オオサンショウウオの生息環境、砂防工事、フェロシルト違法投棄の経過、などさまざまな角度から学ぶ。スライド上映と人工巣穴、オオサンショウウオ生息地、フェロシルト現地などの視察も行った。
◇オオサンショウウオの水辺環境改善事業
日時 7月23日(土)午後1時~3時 場所 瀬戸市下半田川町民会館集合・蛇ケ洞川主催 名古屋市水辺研究会 費 用 無料 持ち物 濡れてもよい服装で、長靴、ショベルのある方は持参して下さい 問合先795-8932名古屋市水辺研究会事務局
蛇ケ洞川には4年前に設置したオオサンショウウオの人工巣穴があります。この2年連続して人工巣穴で産卵しています。これも、毎年地域、県と市行政、NPO等が協働して巣穴の清掃と川に滞積した土砂の搬出作業を継続した成果といえます。上流からはフェロシルトや産廃の汚水が流れ、山林掘削による土砂滞積など社会問題を抱えていますが、今年もオオサンショウウオが無事産卵し子育てできるよう、わたしたち県民がボランティアで作業をします。あなたもぜひ、国の特別天然記念物を守る活動にご協力下さい。
◇7月30日(日) テーマ『トンボと遊ぼうin小幡緑地』
主催 名古屋ガイドウェイバス(株) 講師 村松憲吉、池竹克年、國村恵子
協力 長縄 真知子、伊藤のどか
◇モリゾーキッコロ・環境エクスカーション『庄内川・吉田川』
日時 8月19日(土)午前9時~午後4時 主催 中日新聞文化事業部
講師 名古屋市水辺研究会國村恵子、池竹克年、村松憲吉
協力会員…酒井 清、加藤守幸、近藤 朗、岡本美喜、及川 理
詳細はリーフレット、発刊物、VTRなどをご覧ください。
◇環境エクスカーション・シンポジウム
日時 10月1日(日)午後1時~5時 主催 中日新聞文化事業部
講師 名古屋市水辺研究会國村恵子
詳細はリーフレット、発刊物などをご覧ください。
◇瀬戸市掛川公民館祭り 11月3日~4日 瀬戸市掛川小学校にて
オオサンショウウオとドングリ工作などの資料展示、ドングリのコマ回し大会開催
協力 名古屋市水辺研究会
◇11月5日(日) テーマ『ドングリと遊ぼうin小幡緑地』
主催 名古屋ガイドウェイバス(株) 講師 有馬菊男、池竹克年、村松憲吉、國村恵子
◇矢作川エクスカーション 中日新聞送付文書
日時 11月12日(日)午前9時30分~午後6時
内容 矢作川を下流からダムまで見学しながら、水辺環境、水質、流量など流域の持つ課題を探ります。 定員 先着40名 参加費3,000円(バス代・夕食代・資料代)
申込先 愛知県河川課 安井さん 電話954-6556 主催 愛知・川の会
(この会は、4年前に愛知県民で県内の河川にかかわる市民団体・行政職員・市民などで創設し、毎年活動交流発表会やエクスカーションなどを開催しています。会員は約120 )) 矢作川は清流や流量を取り戻すために流域市民が協働して河川環境の改善に取り組んだ実績が、全国に広く知られています。川の環境をよりよくしたいと考えている方や、川の上流下流との交流などに関心がある方、アユなど川の生物や最近の漁協の取り組みなどに関心がある方など、参考になることが盛り沢山の視察交流学習です。どうぞ、この機会に、ぜひご参加ください。