全労連第32回定期大会が7月25から27日まで、東京砂防会館にて開催されました。全労連の大会は2年に一度の大会となり、全国一般代議員として愛知から執行委員長の私が参加をし、多国籍企業ダウ・ケミカルを相手と闘うアクリル争議の報告と訴えを行ってきました。
大会は、代議員総数三百七名中三百名の参加(リモート含む)で、愛知からは愛労連や各単産から15名の代議員が参加をし、大会議案を支持し補強する立場で多くの発言が行われました。 トップバッターとして、名古屋市職労委員長の武藤代議員から、名古屋市役所前での決起集会成功に向けた職場回りや執行委員会での論議を皆が納得するまで重ねた結果として八百名を超える組合員で市役所前の駐車場を埋め尽くし集会を成功させた経験が報告され、会場から割れんばかりの拍手で包まれました。
海外の労組(韓国・フランス・米国・アルゼンチン)からビデオメッセージが昼食休憩中に放映され、全労連の運動が世界の労働組合とお互い尊重しながらも共通する課題で連帯することが表明されました。
大会3日間で69本の発言と6本の文書通告があり、例年にない本数で、これまでの運動の成果や課題が出され大会議案を補強する意義ある大会となりました。
今回の大会で女性初の議長小畑さんから、退任するにあたってジェンダー平等を大きく掲げ運動を作ってきたこと、これからは「初」という重しはなくなる。大いに女性が活躍できるよう頑張ってほしいと発言され、後を引き継ぐ秋山議長からは「対話と学び合い」とジェンダー平等を実践していくことが重要だと新任の挨拶として発言され、新議長の団結ガンバローで大会を締めくくりました。
(記 執行委員長煤本)