日本アクリル支部争議支援共闘会議第5回総会&決起集会!

2024年6月30日

Syuukai


 日本アクリル化学の名古屋工場閉鎖に伴う組合からの訴えは、2023年2月15日に名古屋地裁、10月20日に名古屋高裁、2024年3月7日に最高裁の判断が下され「解雇は有効である。」という判決が確定しました。解雇された10名の従業員にとって、そう簡単には受け入れることのできない判決です。

 今後は東京都労働委員会で、第2組合との差別的取扱いによる不当労働行為に焦点を絞り審問が進められます。日本アクリル化学の親会社であるダウ・ケミカルの行いがOECD多国籍企業行動指針に反しているのではないかという訴えが、日本NCPに受理され調査が始まっています。

 労働者の権利を守るため、争議の早期全面解決に向けて支援共闘会議の総会が去る6月30日に労働会館で開かれました。当日は、日本共産党の本村伸子衆議院議員をはじめ多くの方から激励・支援の言葉・報告をしていただき争議解決に向けて気持ちをひとつにすることができました。

 「理想を求めて声に出して行動する。」『虎に翼』の登場人物達を見習い私たちも頑張ります。

(記 書記長T)