愛知県民211人が沖縄県東村高江での米軍ヘリパッド建設に2016年7月から愛知県警の機動隊を派遣したことは違法だと訴えていました。この裁判の控訴審で、10月7日、名古屋高等裁判所は一審判決を覆し、機動隊派遣は違法とする逆転勝訴判決を言い渡しました。
弁護団は、「派遣の違法性を断罪するだけでなく、現地での警察活動が違法であることにも言及した。裁判所が法の番人、チェック機関としての役割を果たした勇気ある判決」「沖縄、現地と連帯して運動してきた結果であり、沖縄の非暴力の運動の成果。歴史的な一石を投じることができた」と、高く評価をしています。
愛労連は、なんとしても、この画期的な判決を確定させようと愛知県知事および県警本部長に対し、上告断念を(上告期限は10月22日)求めるとりくみをすすめています。
(執行部 T)