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通達:労災年金の併給調整に係る「厚年情報照合リスト」の活用について

 

労災年金の併給調整に係る「厚年情報照合リスト」の活用について

平成20年9月16日基労保発第0916001号

(都道府県労働局労働基準部長あて厚生労働省労働基準局労災補償部労災保険業務室長通知)

 

「厚年情報照合リスト」(以下「照合リスト」という。)については、平成18年9月28日付け基労保発第0928001号「労災年金の併給調整に係る「厚年情報照合リスト」の作成及び活用について」及び平成19年9月21日付け基労保発第0921001号「労災年金の併給調整に係る「厚年情報照合リスト」の一部変更について」(以下「平成19年通達」という。)により取り扱ってきたところであるが、今年度においても照合リストを作成し、各労働基準監督署へ配信するので、事務処理に遺漏なきようお願いする。

なお、不一致事案のうち、労災年金の過誤払いが生じている可能性が高い「種別年額誤り」「種別誤り」と表示された事案については、今年度においても優先して処理されたい。

 

1 照合リストの内容

照合リストには、年金・一時金システムに収録されている厚年等情報(以下「労災データ」という)と、社会保険庁が保有する厚生年金等の受給権者情報(以下「社保データ」という)の照合の結果、厚生年金の種別や年額が不一致となった事案等が印字されること。

また、照合する労災データ、社保データは毎年8月支払期の情報であり、照合リスト上の社保データは、概ね過去5年度分の厚生年金等の障害年金・遺族年金に係る情報であること。(今年度送付の照合リスト上の社保データは平成15年4月から平成20年8月支払期までの情報である。)

2 リストの出力順について

リストの出力順については、事案概要別、かつ年金証書番号順であること。また、事案概要が「種別年額誤り」である事案については、労災データの厚年等調整コードの非調整・調整の区分ごとに出力することとし、非調整事案については、事案概要に「*」を付すこととしていること。

3 リストの配信方法について

照合リストは、所轄労働基準監督署のK―LPへ配信することとし、配信スケジュールについては別途連絡すること。

4 その他

その他具体的な照合リストの内容については、平成19年通達の別添「厚年情報照合リストの見方(改訂版)」を参照すること。