記

1　黒枠帳票の入手等について

黒枠帳票については、平成23年4月1日以降、厚生労働省のホームページから印刷できるようになること。

このため、下記2の免許・免許証再交付・免許証書替・免許更新申請書(安衛則様式第12号)(以下「免許申請書」という。)を除き、平成23年度以降は、本省が黒枠帳票を印刷して都道府県労働局及び労働基準監督署に配付することはしないので留意すること。

各局においては、事業者等から黒枠帳票の入手方法について問い合わせがあった場合はもとより、各種指導等の機会を捉え、事業場等の関係者に対し、この点について周知すること。

なお、事業場等の関係者が、厚生労働省のホームページから印刷することが困難であるため、紙に印刷した様式を希望した場合には、黒枠帳票を労働基準行政システムの掲示板に掲載しておくので、適宜印刷の上、提供すること(免許申請書を除く。下記2参照。)。

2　免許申請書について

免許申請書については、申請者の利便性も考え、従前同様に本省が印刷したものを都道府県労働局及び(財)安全衛生技術試験協会に配布する予定であるが、他の様式と同様に厚生労働省のホームページから印刷することができるようになること。

従来の免許申請書は、免許証に印刷する本人写真を取り外し可能な特殊な両面テープ(様式に添付)で貼付して提出していただき、都道府県労働局のOCIR機器で読み取る際は、一旦写真を取り外して、読み取っているところである。

厚生労働省のホームページから印刷した免許申請書(以下、「黒枠免許申請書」という。)の場合も同様の取扱いが必要であることから、写真を申請書に糊付けしないで提出(写真の裏側に氏名を明記いただく)していただくこととするので、都道府県労働局においては、写真が貼り付けられていない状態でOCIR機器による読み込みを行い、その後、免許申請書に写真を糊付けし、写真読み取り用のOCIR機器による読み込みを行う必要があるので留意すること。また、この作業に当たっては、免許申請書と写真裏側の氏名に齟齬がないかの確認を徹底すること。

なお、厚生労働省のホームページにおいては、「写真を申請書に糊付けしないで提出すること」、「写真の裏側に氏名を明記すること」の二点について注書きを付けることとしている。

3　改正前OCR帳票の使用について

今回の改正は、厚生労働省のホームページから印刷したものを提出できるよう、申請者の利便性の向上を目的として行ったものであり、様式の実質的な内容の変更はない。

このため、既に各局に配付済みの改正前OCR帳票については、特定化学物質健康診断結果報告書(特化則様式第3号)を除き、引き続き使用可能であるので、事業場等から要望があった場合には配付して差し支えないこと。

4　通達に基づくOCR帳票の取扱いについて

安衛則等に基づかず、通達に基づく報告様式等として配布している帳票(指導勧奨による特殊健康診断結果報告書、死亡災害報告(イメージ情報))についても、今回の省令改正に併せ、別紙2のとおり黒枠帳票化しているので留意すること。

なお、通達に基づく報告様式等として配布している帳票のうち、死亡災害報告(イメージ情報)については職員のみが使用することから、労働基準行政システムの掲示板にのみ掲載し、厚生労働省のホームページには掲載しないこととしていること。

5　その他

黒枠帳票をダウンロードし印刷する時には、印刷設定画面にて「ページ処理」の項目のうち「ページの拡大／縮小」は「なし」を選択し印刷を行うこと。

○総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告(安衛則様式第3号)

○定期健康診断結果報告書(安衛則様式第6号)

○免許申請書(安衛則様式第12号)

○所持免許申告欄(安衛則様式第12号(別紙))

○有害物ばく露作業報告書(安衛則様式第21号の7)

○労働者死傷病報告(安衛則様式第23号)

○特定化学物質健康診断結果報告書(特化則様式第3号)

○有機溶剤等健康診断結果報告書(有機則様式第3号の2)

○鉛健康診断結果報告書(鉛則様式第3号)

○四アルキル鉛健康診断結果報告書(四鉛則様式第3号)

○高気圧業務健康診断結果報告書(高圧則様式第2号)

○電離放射線健康診断結果報告書(電離則様式第2号)

○石綿健康診断結果報告書(石綿則様式第3号)

○じん肺健康管理実施状況報告(じん肺則様式第8号)

○指導勧奨による特殊健康診断結果報告書

　(裏面)

○死亡災害報告(イメージ情報)