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公示:ショベルローダー等の定期自主検査指針

 

ショベルローダー等の定期自主検査指針

昭和60年12月18日自主検査指針公示第9号

<編注:本指針は令和5年3月31日の自主検査指針第22号にて廃止されました。>

 

Ⅰ 趣旨

この指針は、労働安全衛生規則(昭和47年労働省令第32号)第151条の31の規定によるショベルローダー等の定期自主検査の適切かつ有効な実施を図るため、当該定期自主検査の検査項目、検査方法及び判定基準について定めたものである。

Ⅱ 検査項目等

ショベルローダー等については、次の表の左欄に掲げる検査項目に応じて、同表の中欄に掲げる検査方法による検査を行った場合に、それぞれ同表の右欄に掲げる判定基準に適合するものでなければならない。


検 査 項 目

検 査 方 法

判 定 基 準

1 原動機

(1)本 体

[1] 原動機のかかり具合の良否及び異音の有無を調べる。
[2] アイドリング時の回転状態を調べる。
[3] アイドリング時から徐々にアクセルペダルを踏み込んで加速し、次のことを調べる。
(イ)加速状態の適否
(ロ)エンストの有無
(ハ)ノッキングの有無
(ニ)アクセルペダルの引掛りの有無
[4] アイドリング時及び加速時の排気の状態を調べる。
[5] エアクリーナエレメントを取り外して、汚れの状態及び損傷の有無を調べる。
[6] オイルバス式のエアクリーナにあっては、油量及び油の汚れの状態を調べる。
[7] 原動機の状態に異常があれば、次のことを調べる。
(イ)弁すき間
(ロ)コンプレッション

[1] 始動が容易であり異音がないこと
[2] 回転が円滑であること。
[3] 加速状態が正常であり、エンスト、ノッキング又はアクセルペダルの引掛りがないこと。
[4] 排気の色が非常に黒く、又は白くないこと。
[5] 著しい汚れ又は損傷がないこと。
[6] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。

[7] メーカーの指定する基準に適合すること。

(2)冷却装置

[1] 冷却水を調べる。
[2] ラジエータ、ウォータポンプ、ゴムホース等の水漏れの有無を調べる。
[3] ゴムホース等の劣化を調べる。
[4] ラジエータキャップの作動状態及び装着具合を調べる。
[5] ファンベルト及びガバナベルトの緩み及び損傷の有無を調べる。
[6] ファンプレート及びホルダー部の変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[7] ファン取付け部のがた及び緩みの有無を調べる。

[1] 水量が適正であり、汚れがないこと。
[2] 水漏れがないこと。
[3] 硬化又はひび割れがないこと。
[4] 正常な作動状態及び装着状態であること。
[5] 緩み又は損傷がないこと。
[6] 変形、き裂又は損傷がないこと。
[7] がた又は緩みがないこと。

(3)潤滑装置

[1] オイルパン等の油漏れの有無を調べる。
[2] オイルパンの油量及び油の汚れの状態を調べる。

[3] オイルクリーナエレメントの詰り及び汚れの状態を調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。

[3] 詰り又は著しい汚れがないこと。

(4)燃料装置

[1] 燃料タンク、燃料ポンプ、キャブレータ、配管等の燃料漏れの有無を調べる。
[2] フューエルフィルタエレメントの詰りの有無を調べる。
[3] キャブレータのリンク機構の摩耗及び損傷の有無を調べる。
[4] 原動機の状態に異常があれば、次のことを調べる。
(イ)噴射ノズルの噴射圧力及び噴霧状態
(ロ)噴射時期
(ハ)噴射ポンプの噴射量

[1] 燃料漏れがないこと。
[2] 詰りがないこと。
[3] 摩耗又は損傷がないこと。
[4] メーカーの指定する基準に適合すること。

(5)ブローバイガス還元装置

メータリングバルブ及び配管の詰り及び損傷の有無を調べる。

詰り又は損傷がないこと。

(6)ガバナ

無負荷最高回転数を調べる。

メーカーの指定する基準に適合すること。

(7)電気系統
(a)点火装置

[1] ディストリビュータキャップのき裂の有無を調べる。
[2] コンタクトポイントの接触面の状態及びすき間を調べる。
[3] 点火プラグの電極の焼損、碍子の焼け具合及び破損を調べる。
[4] ディストリビュータキャップの高圧コードそう入孔と高圧コードの装着状態を調べる。
[5] ディストリビュータキャップの側方端子(セグメント)の焼損状態を調べる。
[6] ディストリビュータキャップの中心端子(センターピース)の摩耗及び損傷の有無を調べる。
[7]プラグコードの断線の有無を調べる。
[8] 点火時期を調べる。
[9] 予熱線の断線の有無を調べる。

[1] き裂がないこと。
[2] 接触面が正常な状態であり、すき間がメーカーの指定する基準に適合すること。
[3] 正常な状態であること。
[4] 正常な状態であること。
[5] 著しい焼損がないこと。
[6] 摩耗又は損傷がないこと。
[7] 断線がないこと。
[8] メーカーの指定する基準に適合すること。
[9] 断線がないこと。

(b)スタータ

スタータスイッチを作動させて、スイッチの機能及びピニオンギヤのかみ合い状態を調べる。

正常な状態であること。

(c)充電装置

電流計又は警告灯により充電状態を調べる。

正常な状態であること。

(d)バッテリ

[1] 電解液の量を調べる。
[2] 端子の緩みの有無を調べる。
[3] バッテリ上部及びケースを清掃し、異状の有無を調べる。

[1] 液量が適正であること。}
[2] 緩みがないこと。
[3] 正常な状態であること。

(e)電気配線

[1] ワイヤハーネスの損傷及びクランプの緩みの有無を調べる。
[2] ターミナルブロック(ソケット)の接続部の緩みの有無を調べる。

[1] 損傷又は緩みがないこと。
[2] 緩みがないこと。

(8)その他
(a)エキゾーストパイプ及びマフラ

[1] 取付け部の緩み及び損傷の有無を調べる。
[2] マフラの損傷の有無及び機能を調べる。

[1] 緩み又は損傷がないこと。
[2] 損傷がなく、機能が正常であること。

(b)取付けボルト及びマウンティングブラケット

[1] 取付けボルトの緩み及び脱落の有無を調べる。
[2] エンジン及びマウンティングブラケットのき裂の有無を調べる。

[1] 脱落がなく、規定のトルクで締め付けられていること。
[2] き裂がないこと。

2動力伝達装置

(1) クラッチ

[1] クラッチペダルを軽く踏み込んで、遊びの程度を調べる。次に、クラッチペダルを強く踏み込んで、クラッチが切れた位置でペダルと床板とのすき間を調べる。
[2] アイドリング状態でクラッチペダルを踏み込んで、異音の有無及びクラッチの切れ具合を調べる。
[3] クラッチペダルを徐々に離して発進し、クラッチの接続具合及びすべりの有無を調べる。
[4] 倍力装置付きのものにあっては、クラッチペダルを踏み込んで、その機能を調べる。
[5] マスタシリンダリザーブタンクのキャップを取り外して、油量及び油の汚れの有無を調べる。
[6] 配管各部の油漏れの有無を調べる。

[1] メーカーの指定する基準に適合すること。
[2] 異音がなく、かつ、クラッチが完全に切れること。
[3] クラッチの接続が円滑であり、かつ、すべりがないこと。
[4] 異常に重くないこと。
[5] 油量が適正であり、汚れがないこと。
[6] 油漏れがないこと。

(2)トランスミッション

[1] トランスミッションケース等の油漏れの有無を調べる。
[2] 油量及び油の汚れの状態を調べる。
[3] ニュートラル状態でシフトレバーのがたの程度を調べる。次に、シフトレバーの各変速位置への入り具合及び各変速位置でのがたの程度を調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。
[3] 動きが円滑であり、著しいがたがないこと。

(3)トルクコンバータ及びトルクコンバータ用トランスミッション

[1] トルクコンバータ、トルクコンバータ用トランスミッション、バルブ等の油漏れの有無を調べる。
[2] 油量及び油の汚れの状態を調べる。
[3] ニュートラル状態でシフトレバーのがたの程度を調べる。次に、シフトレバーの各変速位置への入り具合及び各変速位置でのがたの程度を調べる。
[4] シフトレバーをニュートラル状態にし、原動機の回転数を上げて、車両の動きを調べる。
[5] インチングペダルを一杯に踏み込んでおいて、シフトレバーを前進又は後進に入れ、原動機の回転数を上げて、車両の動きを調べる。
[6] インチングペダルを軽く踏み込んで、ペダルの遊びの程度を調べる。次に、ペダルをさらに踏み込んで、クラッチが切れた位置でペダルと床板とのすき間を調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。
[3] 動きが円滑であり、著しいがたがないこと。
[4] 車両が動き出さないこと。
[5] 車両が動き出さないこと。
[6] メーカーの指定する基準に適合すること。

(4)プロペラシャフト

[1] ヨークフランジボルト、ジョイントヨーク、ベアリングカバーボルト及びセンターベアリングケースの取付けボルト等の緩みを調べる。
[2] 動輪をジャッキアップするか、又はランニングローラに乗せて動輪を駆動して、プロペラシャフトの振れ及び異音の有無を調べる。
[3] プロペラシャフトを手で回して、スプライン部のがたの有無を調べる。
[4] プロペラシャフトのヨークの部分を手で動かして、スパイダとベアリングとのがたの有無を調べる。

[1] 規定のトルクで締め付けられていること。
[2] 振れ又は異音がないこと。
[3] がたがないこと。
[4] がたがないこと。

(5)デファレンシャル及びファイナルギヤケース

[1] ドライブピニオン、キャリアケース、ファイナルギヤケース等の油漏れの有無を調べる。
[2] 油量及び油の汚れの状態を調べる。
[3] ボルトの緩みを調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。
[3] 規定のトルクで締め付けられていること。

3 走行装置

(1)タイヤ

[1] 空気圧を調べる。
[2] タイヤのトレッド及びサイドウォールのき裂の状態及び欠損の有無を調べる。
[3] タイヤのトレッドの摩耗状態を調べる。
[4] 偏摩耗等の異常な摩耗の有無を調べる。
[5] 金属片、石等の異物のかみ込み、ささり等の有無を調べる。

[1] タイヤメーカーの指定する基準に適合すること。
[2] 著しいき裂又は欠損がないこと。
[3] タイヤメーカーの指定する基準に適合すること。
[4] 異常な摩耗がないこと。
[5] 異物のかみ込み、ささり等がないこと。

(2)クリップボルト及びハブボルト・ナット

クリップボルト及びハブボルト・ナットの損傷及び緩みの有無並びに締付け状態を調べる。

損傷又は緩みがなく、規定のトルクで締め付けられていること。

(3)リム、ホイールディスク及びサイドリング

リム、ホイールディスク及びサイドリングの変形、き裂及び損傷の有無を調べる。

変形、き裂又は損傷がないこと。

(4)ホイールベアリング

[1] ジャッキアップし、タイヤの上下に手をかけて、ホイールベアリングのがたの有無を調べる。
[2] ホイールを手で回して、異音の有無を調べる。

[1] がたがないこと。
[2] 異音がないこと。

(5)アクセル

変形、き裂及び損傷の有無を調べる。

変形、き裂又は損傷がないこと。

4 制動装置

(1)ブレーキペダル

[1] ペダルを軽く踏み込んで、遊びの程度を調べる。
[2] ペダルを強く踏み込んで、ペダルと床板とのすき間を調べる。
[3] ペダルを強く踏み込んで、踏み込みの具合から空気混入等の異常の有無を調べる。
[4] 走行して、ブレーキの効き具合及び片効きの有無を調べる。

[1] メーカーの指定する基準に適合すること。
[2] メーカーの指定する基準に適合すること。
[3] スポンジアクションを感じないこと。
[4] ショベルローダー等構造規格(昭53.労働省告示第137号)第3条第2項の規定に適合し、かつ、片効きがないこと。

(2)リザーブタンク

リザーブタンク内の油量及び油の汚れの状態を調べる。

油量が適正であり、著しい汚れがないこと。

(3)ホース及びパイプ

[1] ホース(口金部を含む。)、パイプ及びパイプジョイント部の異常の有無を調べる。
[2] 連結部及びクランプの緩み、変形及び損傷の有無を調べる。
[3] 油漏れの有無を調べる。

[1] 損傷又は空気の漏れがなく、かつ、これらの部分が他の部分と接触するおそれがないこと。

[2] 緩み、変形又は損傷がないこと。
[3] 油漏れがないこと。

(4)マスタシリンダ及びホイールシリンダ

[1] ブレーキを作動させて、マスタシリンダ及びホイールシリンダの作動状態を調べる。
[2] マスタシリンダ及びホイールシリンダの油漏れの有無を調べる。
[3] [1]又は[2]で異常があれば、次の部位の異常の有無を調べる。
(イ)シリンダ及びピストン
(ロ)ピストンカップ
(ハ)チェックバルブ
(ニ)その他

[1] 正常に作動すること。
[2] 油漏れがないこと。
[3] 摩耗、変形、き裂又は損傷がないこと。

(5)ブレーキドラム及びブレーキシュー

[1] ドラムとライニングとのすき間を調べる。次に、ジャッキアップし、ホイールを手で回して、引きずりの有無を調べる。
[2] ドラム取付け部の緩みの有無を調べる。
[3] ライニングの摩耗状態を調べる。
[4] シューの作動状態を調べる。
[5] アンカピンの摩耗及び錆付きの状態を調べる。
[6] リターンスプリング等の衰損の有無を調べる。
[7] 自動調整用ワイヤ、レバー及びラチェットの摩耗及び損傷の有無を調べる。
[8] ドラムの摩耗状態並びにき裂及び損傷の有無を調べる。

[1] メーカーの指定する基準に適合しており、また、引きずりがないこと。
[2] 緩みがないこと。
[3] メーカーの指定する基準に適合すること。
[4] 正常に作動すること。
[5] 著しい摩耗又は錆付きのないこと。
[6] 衰損がないこと。
[7] 摩耗又は損傷がないこと。
[8] 著しい摩耗、き裂又は損傷がないこと。

(6)バックプレート

[1] 変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] 取付けボルトの緩みを調べる。

[1] 変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] 規定のトルクで締め付けられていること。

(7)ディスクブレーキ

[1] マランティングサポート取付け部の緩みの有無を調べる。
[2] マランティングサポート及びキャリパの摩耗状態並びにき裂及び損傷の有無を調べる。
[3] パッドの摩耗状態を調べる。
[4] ブレーキを作動させて、キャリパ及びパッドの作動状態を調べる。
[5] キャリパのシリンダの油漏れの有無を調べる。
[6] ディスク取付け部の緩みの有無を調べる。
[7] ディスクの摩耗状態及び損傷の有無を調べる。
[8] [4]又は[5]で異常があれば、次の部位の異常の有無を調べる。
(イ) キャリパのシリンダ及びピストン
(ロ) ピストンカップ又はシール
(ハ) ストッパプラグ及びプラグプレート

[1] 緩みがないこと。
[2] 著しい摩耗、き裂又は損傷がないこと。
[3] メーカーの指定する基準に適合すること。
[4] 正常に作動すること。
[5] 油漏れがないこと。
[6] 緩みがないこと。
[7] 著しい摩耗又は損傷がないこと。
[8] 摩耗又は損傷がないこと。

(8) 駐車ブレーキ

[1] 勾配路面で停止して、ブレーキの効き具合を調べる。やむ得ない場合には、低速走行して、ブレーキの効き具合を調べる。
[2] ラチェットの作動状態及び引きしろの余裕を調べる。
[3] ブレーキレバー、ラック又はセクタ部の歯形の摩耗及び損傷の有無を調べる。

[1] ショベルローダー等構造規格第3条第3項の規定に適合すること。また、低速走行の場合には、直ちに停止できること。
[2] ロックが確実に行われ、引きしろに十分な余裕があること。
[3] 摩耗又は損傷がないこと。

(9)ロッド及びケーブル

[1] ブレーキを作動させて、ロッド及びケーブルの損傷の有無を調べる。
[2] ターンバックルのアジャストナット等の連結部のがた及び緩みの有無を調べる。

[1] 損傷がないこと。
[2] がた又は緩みがないこと。

(10)真空倍力装置

[1] エアクリーナのエレメントを取り出して、詰り及び汚れの有無を調べる。
[2] 原動機を1~2分間回して止め、ブレーキを通常使用する程度の踏み力でブレーキペダルを繰り返し踏んで、気密機能を調べる。
[3] 原動機を回しながらブレーキペダルを踏み、その状態で原動機を止め、約30秒間保持して負荷時の気密機能を調べる。
[4] 原動機を停止したまま同程度の踏み力で数回ブレーキペダルを踏んで、ペダルの高さが変化しない状態にし、ペダルをゆっくり及び急激に踏んで油密状態を調べる。
[5] 原動機を停止したまま同程度の踏み力で数回ブレーキペダルを踏んで、ペダルの高さが変化しない状態にし、ペダルを踏んだまま原動機を始動して作動状態を調べる。

[1] 詰り又は汚れがないこと。
[2] 2回目、3回目になるにしたがって、ペダルがだんだん上がってくること。
[3] ペダル高さに変化がないこと。
[4] 踏み残りしろが変化しないこと。
[5] ペダルが奥へ少し入ること。

(11)油圧倍力装置

[1] ブレーキバルブ、配管等の油漏れの有無を調べる。
[2] 原動機をアイドリングの状態にして、ブレーキペダルを一杯踏み込んで、油圧を調べる。
[3] エンジン回数が1,000rpmの状態で、ブレーキペダルを強く踏み込み、アキュームレータを最大蓄圧状態にした後、原動機を停止して、次のことを調べる。
(イ)ブレーキペダルを1回目に強く踏み込んだときの油圧
(ロ)ブレーキペダルを5回目に踏み込んだときの油圧
[4] アキュームレータを最大蓄圧状態にした後、原動機を停止し、5分間放置して、ブレーキペダルを5回踏み込んだ後の油圧を調べる。
[5] アキュームレータを最大蓄圧状態にした後、原動機を停止して、次のことを調べる。
(イ)エンジンキースイッチが、ONの状態でブレーキペダルを数回踏み込むときのブザー及びパイロットランプの作動状態
(ロ)原動機を始動し、ブレーキペダルを数回踏み込むときのブザーの停止及びパイロットランプの消灯の状態

[1] 油漏れがないこと。
[2] メーカーの指定する基準に適合すること。
[3] メーカーの指定する基準に適合すること。
[4] メーカーの指定する基準に適合すること。
[5] 正常に機能すること。

5 操縦装置

(1)ハンドル

[1] ハンドルを左右に切って、ステアリングホイールの円周上の寸法又は角度により遊びの程度を調べる。[2] ハンドルを軸方向に動かして、ベアリングのがたの有無を調べる。
[3] ハンドルを直径方向に動かして、ステアリングメーンシャフト(ジョイント減速ピニオンを含む。)及びステアリングコラムのがた及び取付け部の緩みの有無を調べる。
[4] 走行して、異常の有無を調べる。

[1] メーカーの指定する基準に適合すること。
[2] がたがないこと。
[3] がた又は緩みがないこと。
[4] 異常な振れ、取られ、重さ等がないこと。

(2)ギヤボックス

[1] ステアリングギヤボックスの油漏れの有無を調べる。
[2] ギヤボックスとフレームとの取付け部の緩みの有無を調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 緩みがないこと。

(3)ロッド、アーム、ベルクランク等

[1] 可動部のがた、取付け部の緩み及び連絡部のがたの有無を調べる。
[2] ロッド、アーム、ベルクランク等の曲り及び損傷の有無並びに摩耗状態を調べる。
[3] 割りピンの欠損の有無を調べる。

[1] がた又は緩みがないこと。
[2] 曲り、損傷又は著しい摩耗がないこと。
[3] 欠損がないこと。

(4)ナックル

かじ取り車輪をジャッキアップし、タイヤの上下に手をかけて、キングピン及びベアリングのがた、変形及び損傷の有無を調べる。

がた、変形又は損傷がないこと。

(5)かじ取り車輪

最小旋回半径を調べる。

メーカーの指定する基準に適合すること。

(6)パワーステアリング装置

[1] パワーシリンダ、コントロールバルブ、ホース、パイプ等の油漏れ、変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] パワーシリンダ、コントロールバルブ、ホース等の取付け部及び連結部の緩みの有無を調べる。

[1] 油漏れ、変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] 緩みがないこと。

6 荷役装置

(1)バケット

[1] 各部の変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] バケットのエッジ及びツースの摩耗状態を調べる。

[1] 変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] 著しい摩耗がないこと。

(2)フォーク等

[1] フォーク及び止めピンの各部の変形、き裂及び損傷の有無並びに摩耗状態を調べる。
[2] フォークの左右の変形の有無を調べる。
[3] フォーク根本部、アッパーフック及びロアーフックのき裂の有無を調べる。
[4] バックレストの変形、き裂及び損傷の有無を調べる。

[1] 変形、き裂、損傷又は著しい摩耗がないこと。
[2] 変形がないこと。
[3] き裂がないこと。
[4] 変形、き裂又は損傷がないこと。

(3)リフトアーム(ブーム)及びリーチアーム

[1] 各部の変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] ピン及びブシュそう入部(ボス)のき裂の有無及び摩耗状態を調べる。

[1] 変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] き裂又は著しい摩耗がないこと。

(4)リンク装置

[1] リンク、ベルクランク及びバケットホルダの変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] ピン及びブシュそう入部(ボス)のき裂の有無及び摩耗状態を調べる。

[1] 変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] き裂又は著しい摩耗がないこと。

(5)ピン及びブシュ

[1] ピン及びブシュのがたの有無及び摩耗状態を調べる。
[2] ピンロックボルトの締付け状態を調べる。

[1] がた又は著しい摩耗がないこと。
[2] 緩みがないこと。

(6)各種アタッチメント

各部の緩み、変形、き裂及び損傷の有無並びに摩耗及び取付けの状態を調べる。

緩み、変形、き裂、損傷又は著しい摩耗がなく、取付け状態が適正であること。

7 油圧装置

(1)作動油タンク

[1] 作動油タンクの油量及び油の汚れの状態を調べる。
[2] フィルタの詰りを調べる。
[3] 作動油タンクの油漏れの有無を調べる。

[1] 油量が適正であり、著しい汚れがないこと。
[2] 詰まりがないこと。
[3] 油漏れがないこと。

(2)油圧ポンプ

[1] 油漏れ及び異音の有無を調べる。
[2] カップリング(ジョイント)の緩み、損傷及び異音の有無を調べる。

[1] 油漏れ又は異音がないこと。
[2] 緩み、損傷又は異音がないこと。

(3)ホース及び配管

[1] ホース及び配管の油漏れ、変形及び損傷の有無を調べる。
[2] 各連結部及びクランプの油漏れ、緩み、変形及び損傷の有無を調べる。

[1] 油漏れ、変形又は損傷がないこと。
[2] 油漏れ、緩み、変形又は損傷がないこと。

(4)操作レバー

[1] 各連結部のがたを調べる。
[2] レバーの動き具合を調べる。

[1] がたがないこと。
[2] 動きが円滑であること。

(5)操作弁

[1] 各部の油漏れの有無を調べる。
[2] 操作レバーを作動して、安全弁の作動状態を調べる。
[3] 安全弁のリリーフ圧を調べる。

[1] 油漏れがないこと。
[2] 正常に作動すること。
[3] メーカーの指定する基準に適合すること。

(6)シリンダ

[1] ロッド、ロッドねじ部及びロッドエンド部の緩み、変形、き裂及び損傷の有無を調べる。
[2] シリンダを作動させて、作動状態並びに自然降下及び自然前傾の状態を調べる。
[3] シリンダの油漏れ及び損傷を有無を調べる。
[4] ピンとシリンダ軸受部とのかん合状態、軸受けの摩耗状態及びピンの損傷の有無を調べる。

[1] 緩み、変形、き裂又は損傷がないこと。
[2] 作動が円滑であり、自然降下及び自然前傾の状態がメーカーの指定する基準に適合すること。
[3] 油漏れ又は損傷がないこと。
[4] かん合状態が適正であり、著しい摩耗又は損傷がないこと。

8 車体関係

(1)車 体

[1] フレーム、クロスメンバ等のき裂及び損傷の有無を調べる。
[2] ボルトの緩みの有無をしらべる。

[1] き裂又は損傷がないこと。
[2] 緩みがないこと。

(2)座 席

[1] 座席の損傷の状態を調べる。
[2] 取付け部の緩み及び損傷の有無を調べる。

[1] 著しい損傷がないこと。
[2] 緩み又は損傷がないこと。

9 安全装置等

(1)ヘッドガード

[1] 取付け部の緩みの有無を調べる。
[2] 変形、き裂及び損傷の有無を調べる。

[1] 緩みがないこと。
[2] 変形、き裂又は損傷がないこと。

(2)方向指示器及び燈火装置

取付け状態及び作動状態を調べる。

正常な状態であること。

(3)警報装置及び後退警報機

取付け状態及び作動状態を調べる。

正常な状態であること。

(4)後写鏡

[1] 汚れ及び損傷の有無を調べる。
[2] 運転者席から後方の写影の状態を調べる。

[1] 汚れ又は損傷がないこと。
[2] 正常な状態であること。

(5)計器等

油圧計、水温計、燃料計、速度計、時間計、パイロットランプ等の作動状態を調べる。

正常に作動すること。

(6)操作レバーロック装置

取付け状態及び作動状態を調べる。

正常な状態であること。

(7)アーム落下防止装置

取付け状態及び作動状態を調べる。

正常な状態であること。

10 総合テスト

 

[1] 外観の損傷状態を調べる。
[2] 摺動部を作動させ、潤滑状態を調べる。
[3] 走行及び荷役の操作を行い、機能を確認し、異音の有無を調べる。

[1] 著しい損傷がないこと。
[2] 潤滑状態が正常であること。
[3] 機能が正常であり、異音がないこと。

備 考

1 道路運送車両法(昭和26年法律第185号)の適用を受けるショベルローダー等であって、同法第48 条第1項に基づく定期点検基準に定める点検と同等以上の点検を荷役装置又は作業装置以外の部分に ついて実施し、その点検を行ったことが記録等により確認されるものについては、当該部分に係る自 主検査を省略して差し支えない。